いざ借金を抱えると、少額でも厳しい

40代独身男性。数年前、個人事業の失敗により、借金を抱えてしまいました。それほど大きな事業ではなかったため、借金の額も総額で300万円という、それほど大きな額ではありませんでした。ただ、問題だったのが、数社からの借り入れであり、月々の返済が10万を超えそうという問題を抱えていました。 事業の継続も難しくなり、廃業。手元の資金は全くない中、地元金融機関に相談したところ、まずは借金の1本化を勧められ、その金融機関から一旦全額返済分のお金を借りて今までの分を返済。その後、金融機関への返済をスタートしました。 とは言っても、この年齢では正社員の道は非常に厳しく、求人を見ても、そういったものは見当たりませんでした。何か特殊な、需要のある資格があるわけでもなく、就職への道は困難を極めます。事業失敗からの無職ですので、失業保険もなく、生活に関しては、絶望に近い状態でした。 周りの援助、公的機関の援助(生活保護ではない)などの助けを借りつつ、何とか半年後には、正社員並み(と言っても、給与は新卒事務員程度)の求人にありつき、何とか稼ぎ始めました。 それでも、毎月の返済は生活を圧迫するほどで、いまだ、その流れから逃れることができないでいます。 現在、国家資格を取得し、それを活かして、就職できれば、現在よりも年収アップが狙えると考えていますが、中々に条件が揃いません。 本来であれば、自己破産をして、イチからスタートするくらいのレベルらしいのですが、自分の不始末(個人事業を始めた動機も、趣味の延長のようなもの)から始まったものですので、キチンと返していきたいのですが、正直、キツイです。