止められない衝動!買い物依存症で気づけば借金200万円の地獄

借金の種類や解決のためにやったこと:クレジットカードのリボ払い、消費者金融からの借入。解決のために、カウンセリングを受け、支出を記録する家計簿をつけ、クレジットカードを解約しました。

借金問題の体験談:

20代半ば、オフィスで働く私は、仕事のストレス、人間関係の悩み、将来への不安…それらを紛らわすように、私は頻繁にショッピングをするようになりました。

最初は小さなものでした。仕事帰りにデパートに立ち寄り、小さな「ご褒美」が、次第にエスカレートしていきました。週末には必ずと言っていいほど街に出かけ、洋服など…次々と欲しいものを見つけては、クレジットカードで支払っていました。

クレジットカードのリボ払いは、最初は少額の支払いで済むため、罪悪感を麻痺させる効果がありました。「月々の支払いはこれくらいなら大丈夫」と軽く考えていたのです。

しかし、現実は甘くありませんでした。複数のクレジットカードでリボ払いを重ねるうちに、毎月の支払額はみるみるうちに膨れ上がっていきました。給料の大半が返済に消え、生活費を捻出するのもやっとの状態。

ある日、クレジットカードの明細を見て、愕然としました。複数のカードの利用残高を合計すると、200万円を超えていたのです。頭が真っ白になりました。どうやって返済すればいいのか、全く見当もつきませんでした。不安と恐怖で、夜も眠れなくなりました。

勇気を出して、専門のカウンセリングを受けることにしました。カウンセラーの方は、私の話を丁寧に聞いてくれ、依存症のメカニズムや、克服するための方法を教えてくれました。毎週のカウンセリングを通して、自分の心の奥底にある不安や孤独と向き合うことができるようになりました。

同時に、家計簿アプリを導入し、日々の支出を細かく記録するようにしました。今までどんぶり勘定だったお金の流れを可視化することで、自分がどれだけ無駄遣いをしていたのかを痛感しました。クレジットカードも全て解約し、現金で生活するように切り替えました。これは、衝動買いを防ぐ上で非常に効果的でした。

残りの借金も、カウンセラーのアドバイスを受けながら、地道に返済していく計画を立てました。完済までには長い時間がかかりましたが、カウンセリングと家計管理を続けることで、以前のような衝動に駆られることはなくなりました。この経験を通して、お金の大切さ、そして心の健康の大切さを改めて認識しました。